家事か地獄か

Audible『家事か地獄か』稲垣えみ子 を聴いた。 元、朝日新聞アフロ記者の稲垣氏の退社後の極貧で豊かな生活が語られる。 https://halmek.co.jp/exclusive/c/tips/12342 私がやりたい生き方はこれだと思った。 人生の指針が見つかった感じがした。 今は、勝…

初雪

今年初めての雪が降った。 紅葉と、雪のコントラストが美しい。 写真センスが無くて、この写真からは伝わらないのだけれど。 数年前の大雪で、隣の家とを仕切る壁が倒れる被害があった。 それでも雪が降ると、何だかホッとする。 雪国生まれ、雪国育ちの私は…

「ありがとう」の押し売り

今朝の出来事。 ゴミを捨てに行って帰ってきた私に 夫「ゴミ捨てありがとう」 私「はい」 その声が聞こえなかったらしく、 もう一度大きい声で 夫「ゴミ捨てありがとう」 と言ってきた。 あー朝から。モヤっとする。 事務的な「ありがとう」に私は疲れている…

傷つけ傷つく

またやってしまった。 自分の不意な一言で次女を傷つけることを。 ここ数週間、ほぼ毎日、次女は散歩に行っている。 雨の日も、風の日も。30分〜60分。 外の空気が気持ちがいい。新しい道を歩くのがワクワクするとのこと。 体を動かすのはいいことだし、次女…

神々の山嶺 納得できる生き方とは?

Audible『神々の山嶺(かみがみのいただき) 夢枕 獏』を聴いた。 謎に包まれていたものが、次第に明らかになってゆくワクワク感。 ヒマラヤに登るってそうゆうこと?!そんなに大変なことだったんだ!との単純な驚きと好奇心。 そして、主人公、羽生丈二の…

勇者の魂

悲しみの秘儀 若松英輔 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167914141 以前から気になっていた本。表紙は沖潤子さんの刺繍。Audibleで聴いた。 やさしく、温かい本だった。 「悲しみは忌むべき対象ではない。」 本全体で名著や古典の引用や実際のエピ…

パンクな刺繍

金沢の国立工芸館で開催されていた心象工芸展で沖潤子の作品を見てきた。パンクな刺繍。 以下、沖潤子の作品。 https://kosakukanechika.com/artist/junko_oki/ ちょっと不気味だけど、嫌な感じはしない。 なんだか懐かしい。 自然の中にいるような、ジブリ…

こだわりすぎないこだわり

お菓子作りが好きだ。 特に寒い季節になると無性に焼き菓子が作りたくなる。 最近の私のお菓子作りのこだわりは、クソ真面目だけど以下の2点。 ①米どころ富山。米の消費拡大に貢献したい→米粉を使う ②地産地消に貢献したい→地元の野菜や果物を使う。 おいし…

何も咲かない寒い日は

「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」 いい言葉だと思った。 今日、空手の昇段審査をした武道館にこの書があった。 マラソンの高橋尚子さんが座右の銘にしていて広く知られている言葉。以下関連記事。 https://www.php.co.jp/…

解夏(げげ)

一緒に走っているブラインドランナーは、自分の目の病気をなかなか受け入れられず、同じ病気をもつ主人公が登場する本をよく読んだという。 その中の一冊が「解夏(げげ)さだまさし」 私も読んでみた。病気のことはほとんど話さず、いつも明るい彼女。 病気…

飛騨街道100年プロジェクト

古道に興味がある。と言いながら、優先度が低いため、ほとんど行ったことがなかったけれど、旧飛騨街道歩行会に参加した。 飛騨街道100年プロジェクトの一貫。 昨年からやっているようで、以下は昨年の記事。 https://webun.jp/articles/-/501692 赤座先…

行動や気持ちは自分で選べる

月1回ブラインドランナーの練習会に参加して伴走をしている。その日によって伴走する相手が違う。 今日は76歳の全盲の男性。 周りへの感謝の言葉を忘れないこの男性、自分は本当に幸せだと言う。 64歳から走り始めて、2回フルマラソンを完走した。死ぬまでに…

「死にたい」と打ち明けられるうちは大丈夫

わが家の子供たち、長女(高2)現在、県外で通信制高校に通う。小4〜中3不登校。長男(中1)小4から不登校、次女(小4)小3から不登校。 先日、生まれてきてよかったのか分からないと言って泣いた次女(小4)、今度は、「死にたい、消えたい」と言って泣いた…

2025お迎え準備

土人形の師匠が作った 巳年バージョンの「蛇の目土鈴」 ふるとカラカラと素朴でかわいい音がする。 土鈴の上に蛇が乗っていて、何ともユーモラス。たまらない。 「芹沢銈介卓上カレンダー」 昭和21年から約60年作られてきたけれど、今年が最後。寂しい。1月1…

弱いからこそ強くなければいけない

先日、初めて目に障害がある方の伴走者としてフルマラソンを走った。 9月からほぼ毎週一緒に練習をしていたので、走るリズムに問題はなかった。 ただ、想定外のことは、人の壁があり、前に進めないこと。自分1人で走っているのであれば、人の壁を避けたり、…

生まれてきてよかったのか問題を抱える次女

夕方、次女(小4)と散歩していると、 次女「私うつ病かもしれない」 私「何で?」 次女「‥やっぱり言うのやめる」 私「‥」 次女「生まれてきてよかったのか不安になる」 といって泣いた。 私「それ、お母さんも一緒」 次女「えっ、そうなの?話してみてよか…

技術士総監部門不合格

技術士総監部門。不合格。 筆記試験で不合格。面接まで至りませんでした。 技術士総監部門。業務独占資格ではない。取得したところで何かできるようになる訳ではない。 自分がこの資格をとる動機を再確認してみた。 ・何もできない自分だからこそ資格で武装…

干し柿 レア(生)

干してから一週間。 天気がよかったからか、かなり小さくなっていた。 我慢できずに食べてみると、柔らかくて甘くて 美味。 この乾き具合、最高だと思った。 お店で売っている干し柿は、日持ちも大切だから、ミディアムかウェルダンにまで干し上げないといけ…

うんともすんとも日和 YouTube

夫との離婚や死別、自身の挫折や葛藤など苦しい経験が人生とスパイスとなって輝いている女性の短編ドキュメント。 どの女性も皆それぞれに素敵で、希望や勇気をもらえる。 自分と重なる経験がある女性には、特に共感からの励ましをもらえる。 エール株式会社…

作業から味わう時間へ

映画「ゆ」の監督、平井敦士氏と話す機会があった。 https://doors-toyama.jp/news-columns/1263/ 最近、土鍋でご飯を炊き始め、これまで、作業だった事(スイッチを押すだけ)が味わう時間になった。食べるものも変化し、生活全体が変化した気がする。 映画…

干し柿づくり

義母から、干し柿作りを習った。 毎年、義母からもらう干し柿が本当においしくて、いつか習いたいと思っていた。 難しくないけど、コツがある。 ヘタから出る枝が残っている果実を干す。枝がないと乾く過程で落ちる。 干す場所は室内NG。湿気でカビが生える…

自分がおいしいと思うものを作り続ける

いちじく愛が爆発しているいちじく農家さんに話を聞く機会があった。 いちじく好きの私は、この農家さんの栽培するいちじくの大ファンでもある。 商品にならなかった外見の悪いいちじくを無駄にしないよう、それらを使ってジャムも作って販売している。 昨年…

黄庭堅の書のような空手がしたい

書が好きな美大中退の友達。 「王羲之より顔真卿の書が好き。黄庭堅は、 顔真卿よりもっと好き。」 もちろん、私は、この書家を3人とも知らない。3人の書が書かれた本を図書館で借りることにした。 王羲之と顔真卿の本は、何冊も置いてあり、有名な書家と知…

不登校の子供達への貢献

Audible『人生はあなただけのものじゃない トム・ラス』を聴いた。 ①目の前の大切な人に、自分がどんな貢献をできるか考える。 ②自分がいなくなった後に残るものは何かを考える。 今の私にはとても耳が痛い本。 重い病気を患いながらも、世の中や家族に多大…

イベントを楽しめない私ですが

私らしくないことをやってみた。 ハロウィンのかぼちゃ。 知り合いの農家さんから、かぼちゃとキッチンペーパーに貼り付けた黒布テープをいただいた。農家さんはこの時期になると、直売所でハロウィン用に顔のあるかぼちゃを、販売しているらしい。 「小学生…

「学校へ行くべき」バイアス解除

宿直から帰ってきた夫に次女(小4 小3から不登校)が言った。 「社畜の鏡!」 わが子ながら、切れ味鋭いコメント。 「職場に泊まるって、学校に泊まるようなもんだよね。学校、がんばれば行けるけど、泊まるのは無理だわ〜。」 昔の私なら、すかさず、 「が…

頑張らないということ

『スロー・イズ・ビューティフル 辻信一』 で紹介されていた詩 「頑張らないということ」宇宙塵 頑張らないは、楽しい。 頑張らないは、愉快だ。 頑張らないは、自分の時を刻むこと。 頑張らないは、幸せだ。 頑張らないは、身体によい。 頑張らないは、心に…

仕事をセーブする勇気

大学4年生(女性)と話す機会があった。 就職は海外転勤のある職場に決まったとのこと。仕事もがんばりたけど、結婚、子育てもしたい。仕事と子育てが両立できるか今から既に不安とのこと。 その職場では、子育てに使える制度は整えられているものの、実際に…

夫婦は別れられる家族

「夫婦って、別れられる家族なんだと思います。」ドラマ「カルテット」で松たか子が演じるマキさんの言葉。 高2の長女に、私のお気に入りのドラマだから見てみて! とオススメされたドラマ。 このドラマをオススメした長女に、深い意味があったかは不明なの…

こんなに幸せな日がくるなんて思わなかった

『「こんなに幸せな日がくるなんて思わなかった」と、言える日がきっとくるから大丈夫』 今、フルマラソン完走に向けて、一緒に練習をしているブラインドランナーからの言葉。 素敵なオーラをまとったその女性は、明るく溌剌としていて、一緒にいると元気を…