頑張らないということ

『スロー・イズ・ビューティフル 辻信一』

で紹介されていた詩

「頑張らないということ」宇宙塵

頑張らないは、楽しい。

頑張らないは、愉快だ。

頑張らないは、自分の時を刻むこと。

頑張らないは、幸せだ。

頑張らないは、身体によい。

頑張らないは、心にも良い。

頑張らないは、自分を知ること。

頑張らないは、元気だ。

頑張らないは、争わない。

頑張らないは、自然に優しい。

頑張らないは、人を傷つけない。

頑張らないは、ほうとうの「平和」。

頑張らないは、地球を愛し続けること。

頑張らないは、宇宙。

頑張らないは、私だ。

宇宙塵は脳性マヒ、ゴミを出しに行く時でさへ、近所の人から「頑張ってね」と言われるとのこと。

「頑張ってね」つい、人にも自分にも言ってしまいがちな言葉だけど、この詩を見てホッとするのは、頑張る自分に疲れてきているのかもしれない。

今、自分が1番頑張っていることは、毎日の子供達(不登校で引きこもりのため、1日3食)のご飯準備と自分が元気で笑顔で過ごすこと。

たった、これだけだけど、それが中々難しい。ここ数週間、仕事ではクレーマー対応に時間が裂かれ、定時で仕事が終わらない。

部屋の片付けを手伝って欲しいという次女に、

「時間たっぷりあるのだから、自分でできるでしょっ」と、チクチク言葉を言ってしまった。

ほとんど、何も要求してこない子供達。

要求があったときには、ちゃんと対応できる心と、体のエネルギーを自分に溜めておきたいと思っていたのに、この有様。

頑張ることをちょっとやめてみよう。

頑張らないは私だ!