神々の山嶺 納得できる生き方とは?

Audible『神々の山嶺(かみがみのいただき) 

夢枕 獏』を聴いた。

謎に包まれていたものが、次第に明らかになってゆくワクワク感。

ヒマラヤに登るってそうゆうこと?!そんなに大変なことだったんだ!との単純な驚きと好奇心。

そして、主人公、羽生丈二の全てを捨ててでも自分の納得する生き方を貫こうとする真摯な姿勢。

一気に聴いた。

自分の人生を懸けて誰もやっていないことに挑戦する。それが、羽生丈二の生き方。

私には羽生丈二のように人生を懸けたいものは見つかっていないし、羽生丈二のような生き方をしたいとも思わない。

ただ、「自分の納得できる生き方をしたい。」とゆう、羽生丈二の思いには共感ができた。

自分の納得できる生き方は、一体どんなものなのか?

少なくとも他者基準ではない生き方だろう。

自分の心が動くものに集中、動かないものは削ぎ落とす。その、試行錯誤の中で、納得する生き方を見つけていけるといいな。

ライミングを始めた私に、この本をオススメしてくれた、本好きの空手家に感謝。本好きの人が紹介してくれる本は間違いない。