自分の中にある狂気

読書会で「勇気ある女性たち デニ・ムクウェゲ」

2018年にノーベル平和賞を受賞したムクウェゲ医師の実践記。

今回読んだ第3章は、ルワンダで起こったジェノサイドについて書かれていた。

人はこうも残酷になれるものなのか?

人を暴力に駆り立てるものは何なのか?

との問いが浮かんだ。

そして、その問いは、自分にも向けられた問いに感じた。

私は、現在、自分が心地良くいること、ご機嫌でいることを第一優先にし、夫と距離を置くことを決め、それを実践している。

同じ家にいながらも、できるだけ時間や場所を共有しないように努めている。夫からの負の影響を受けたくない。

結婚当時の自分が今の自分を見たら、人はこうも残酷になれるものなのか?そのような行動にかりたてるものは何か?

の問いが浮かんだと思う。

自分の中にも戦争の加害者と同じような狂気が眠っている。そこに至った背景を紐解くことで、自己理解を深めていきたいと思う。