逃げるが勝ち

次女と一緒に習い始めた空手。

今は次女は辞め、私だけ習っている。

同じ教室に次女と同じクラスの子もいる。

まわりは全員小学生。

空手後、お母さんたちの話題に入るのが嫌で、逃げるように帰っていたのだけど、今日は逃げ遅れた。

PTAの役員の話て盛り上がっている。

突然「◯◯小学校(次女の通う学校)はPTAないですものね」と、次女と同じクラスの子の母から話題をふられた。

学校に行ってないからそんなことはわからない。

私「子供が不登校で、学校のことあまりわからないんです。」

「そうなんですか。」

と、すぐに違う話題に戻っていった。

次女の不登校を知らずに話題をふったのか、知っていて話題をふったのかはわからない。

不登校を知らないとは考えにくい。

モヤモヤする。

知っていて話題をふったとしたら、傷つけようという悪意を感じる。

傷つけてやりたくなるくらい私が元気そうに見えていたなら、それはそれでよかったとも思う。

そして、学校の話題をふられて、ヘラヘラ笑っていられるほど私は振り切れていないし、熟してもいないことに気づく。

不登校親の会へ行くと、子供が不登校にも関わらずPTA会長をしていたというお母さんもおられる。

私は今のところ、そのような境地には至っていない。

相変わらず傷つきやすい。逃げるが勝ち。デンジャラス地帯はできるだけ避けながら日常を送りたい。

まずは、空手が終わったらダッシュで逃げ帰るところから始めよう。