不登校・引きこもりは子供の課題であって親の課題ではないby岸見一郎

夏休み明けから不登校となった小3の次女。

ほぼ、引きこもり状態だけど、月1回一緒に映画を見ている。

映画の帰り、天気が良かったので一緒に歩いた。家まで1キロ弱。

次女は途中で、足が痛いと言い出した。普段外に出ることも、歩くこともないから、筋力、体力が衰えているのだろう。

なんてこったい。生きていくには体力も必要なのだが。と急に不安になった私は、つい、

「◯◯、(次女の名前)将来のこと不安になったりする?」と聞いてみた。

次女「不安じゃない。何とも思わん」

私「体力なかったら、できること限られるかもしれないけど不安じゃない?」

次女「不安じゃないけど、何をするのも面倒で動きたくない。家にいたい。」

私「例え、仕事できなくても生活保護を受けて生きていくこともできるから」

と不安じゃないと言う次女に、完全に自分向けの意味不明の回答をしてしまった。

将来への不安で苦しんで泣いている長男も心配だけど、将来を不安と思っていない次女も心配だ。

「ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解 岸見一郎」

エネルギーのない部下にどう対応したらいいかの質問への回答として、不登校・ひきこもりへの対応が例として書かれていた。

・まず、不登校や引きこもりは子どもの課題であって親の課題ではない。

・エネルギーがない人からエネルギーを引き出すのはかなり難しい。

・まわりの人ができることはあまりない。

・エネルギーがない人はかなり長く待たないといけない。

・私が直接何かの力になれなくても、やがて自分の課題を自分で解決する力があると思って見守るしかない。

・必要があればいつでも関われる状態で、あえて手出し口出しをせず少し離れてみる。

結論、心配しても仕方がない。長丁場を覚悟で、私は私で自分の人生を生きることにしよう。よしっ、明日からも勉強、空手、水泳、自分のやりたいように時間を使おうっと!