失って初めて気づく日常のありがたみ

エコキュート(ヒートポンプ給湯器)が故障した。今、エコキュートにあるお湯を使い切ったらもうお湯が出ない。

業者に見てもらったところ、交換できる部品も限られている上、本体の大事な部分(説明を聞いたけど忘れた)が寿命とのこと。

エコキュートは、家を建てた時に設置したので、14年目。

14年で寿命!? なかなか短い。

エコキュートには全然詳しくないので、専門業者がそう言われるならそうなのだろう。

今日は、湯船に浸かるのを我慢してシャワー。

明日は銭湯に行こう。非日常はちょっとワクワクする。

冬じゃなくてよかった。

とは言うものの、毎日当たり前のように使っていたお湯が蛇口から出ないってなんて不便なのだろう。

失って初めて気づいた。

失って初めて気づく日常のありがたみって他にもある気がする。例えば・・

・県外で通信制高校に通う長女の健康

・引きこもりの長男の健康と食欲

・学校行き渋りの次女の健康と笑顔

つい、「引きこもり」、「行き渋り」とマイナスな言葉でわが子を分類してしまうのだけれど、それがどうしたという気持ちになった。

健康・食欲・笑顔があるなら十分にありがたい。それを失った場面を想像すると恐ろしい。

時々、大事なものを失った場面を想像することで、日常のありがたみに気付けるかもしれない。