愛する技術

「私の生活技術」アンドレ・モーロワ

に「愛する技術」という章があり興味をもった。愛は技術なのかと。

私は、夫への愛に自信も執着もない。しかし、子育て中は、夫婦仲良くしていた方がよいと思い、表面上は仲良くしている。

できれば、表面だけではない方がよいのだろうなとは思う。

「愛する技術」の章では夫婦の幸福のためのアドバイスが書かれていた。

・陽気であること

・忍耐強いこと

・ユーモアのセンスを持っていること

・相手を飽きさせないこと

・意見の相違点をたわいもないものと気づく心の余裕を持つこと

・夫婦の不平不満をあまり深刻に考えないこと

・ときたまは留守をして、不在による新しい結晶作用をうながすこと

なかなか、実行するものが難しいものも含まれるけれど、昔から夫婦間の愛情維持は課題だったのだと思った。

また、オードリー・ヘップバーンの言葉

「私たちは生まれながらにして愛する能力を持っていますが、他の筋肉と同じように鍛えて発達させなけらばなりません」

他にも、「仲が良さそうに見える夫婦の裏には、おびただしい数のお互いの努力の積み重ねがある」とも聞いたことがある。

ほったらかしにしていては、夫婦の愛は維持できないのだろうな。愛する技術を一つずつ実践し、日々幸福な気持ちで過ごせるようになりたいと思う。