夫への諦めは破綻

ダイエットの知識はあっても、心に問題があるとドカ食いなど頭で考えた通りにできないのと同じように、夫婦仲を保つための知識はあっても、心に問題があると頭で考えたようにはできない。と思い知ったエピソード。

ちょっとしたことで、口論となり、夫から「俺のこと死んで欲しいと思ってる?」と言われた。

全力で否定すべきところだったのに、とっさに否定できず沈黙してしまった。

「否定しないんだ」と言い、夫はドアをバタンと閉め部屋から出ていった。

とっさに否定できなかった自分にショックを受けた。もしかして、私は、夫に死んで欲しいと思っていたかもしれない。

夫に死んでほしいという自分の感情に不安になり、検索したところ、正に自分だという文章に出会った。

AllAbout「旦那が死ねばいいのに……と思うようになった妻の理由」 斎藤 貴美子

変わらない夫を「諦める」とき破綻する 

妻は育児の苛酷さを「共有できない」「共感できない」夫へ折に触れて要望を出していますが、夫の態度が相変わらずだとどうなるでしょう。徐々に怒ることもバカバカしくなり最終的に「夫という存在を諦める」に行き着くのです。
 諦めてしまえば、夫に対して希望や要望はわきません。子どもの手が離れるまで、粛々と省エネモードでやりすごし、離婚を切り出すタイミングを待つという姿勢になります。

私は、夫を諦めることで、日々喧嘩もせず穏便に過ごせるようになったと思っていたけれど、諦めは破綻だったのだなと思った。

子供がいるうちは、何とか夫婦仲良く乗り切りたいと思い、努力したつもりでいたけど、方向性が誤っていたか、そもそも、努力で何とかなるものではなかったのかもしれない。

時が解決してくれるのか、先のことはわからないけど、現在地は把握できた。