全盲の美術鑑賞者白鳥さんを見習いたい

子供が不登校になってから、マイノリティの方の生き方が気になるようになった。

学校に行くというレールを外れた自分の子供とその親である自分をマイノリティと意識するようになったからだ。

Audible  知の探検「この人」と60分

目の見えない白鳥建二が、美術鑑賞を語る

を聴いた。

目から鱗だった。

白鳥さんは全盲にも関わらずマイノリティ性を全く感じさず、楽しそう。悲観や卑屈、気負いがない。自分の価値基準で行動し、充実した時間の作り方や自分なりの楽しみ方を見出している。生き方の天才だ。

自意識過剰にマイノリティを意識し、卑屈になっている自分、カッコ悪い。

不登校、引きこもりを解決すべきものとして向き合うのではなく、その状態を受け入れ、白鳥さんのように、充実のさせ方、楽しみ方を見出すことに注力していけたら良いのだろうなと思った。肩の力を抜いてみたい。