登校すくみ

中学に入学した長男

入学式+2日間は学校に行けたけど、もう行ける見込みは薄い。

学校に給食費を止める手続きをしてきた。

先生から、登校中の長男の様子が伝えられた。

環境委員会に立候補していたとのこと。

長男は、中学入学を機に小学校で不登校になった自分をリセットして生まれ変わりたかったのだろうな。

がんばりたい気持ちはあったけどできなかったのだろうな。

悔しかったろうに。

辛かったろうに。

傷ついただろうに。

と想像すると切ない。

4月は、「来週から行く、明日から行く」と言っては、「朝になると行けない」を繰り返していた。そして、ついには布団から出られなくなった。

不登校新聞で「登校すくみ」という言葉に出会った。

しゃべろうとしても、声が出せなくなる、吃音のように、身体に意思と無関係のことが起こり登校できないのが登校すくみとのこと。
長男は正にこれだな。学校に行きたい意思は十分にある。けど、身体が動かない。

長男の症状に当てはまる言葉が見つかったからといって何か変わるわけではないけれど、「行きたくても行けない」が確認できたのは、本人にとっても私にとってもよかったのではないかと思う。

で、どうするか。それが課題。

まずは、4月、エネルギーを使い果たした長男と私。しばらくは動き出せるエネルギーが溜まるまでのんきに、のんびり過ごしたい。