八方美人は卒業

私は自称、八方美人だったので、子供が不登校になる前は、付き合いは断らず、仕事も必要以上にがんばってしまうタイプだった。

子供の不登校をきっかけに、生き方を見直し、付き合いは断り、仕事もやり過ぎず、家庭を優先する生活に切り替えた。

しかし、このような自分の事をよく思わない人がいるのではないかという不安が心の片隅にあった。

アドラー心理学入門」岸見一郎

を聴き、その不安が払拭できた。

・よくは思わない人がいるということは、私たちが自由に生きているということ。自分な生き方を貫いているということ。自分の方針に従って生きていることの証拠。

・よく思わない人がいるということは、自由に生きるために支払わなければいけない代償。自由には責任が伴う。

・他の人がどう思うかは、他人の課題であって自分の課題ではない。

・皆に好かれる不自由よりも、よく思わない人がいても自由な方がよい。

確かにその通りだと思う。人に嫌われたくないという小心者の自分とサヨナラして、他の人の思惑に縛られない、自由な生き方をしていきたいと思った。