障害児のお母さん達が神々しく仏に見えた

「安静にできない病」のため、筋を切った足はなかなか完治せず、開き直って数週間前から泳ぎ始めた。

https://warajirun.com/entry/2024/01/05/063340

思いっきり泳いでも、足に負担をかけることはないだろう。

先日、隣のコースで障害児の親子がプールのレッスンを受けていた。身体に障害はないけど、挙動から障害のある方々と気がついた。小学校高学年から中学生くらいの子供達。

更衣室で障害児のお母さん達と一緒になった。私は着替えながら、その話に耳を傾けていた。

「〇〇養護施設に入ることになったから、パートの場所を、その近くに変えたよ。」

「今日は、プールに来れたけど、その日の気分だからね。次来れるかはわからないんだよね。」

驚いたのは、お母さん達が明るいことだ。

話の内容とは裏腹に、言葉のトーンに暗さはない。

これまで、色々な葛藤があっただろうに、明るく気丈に生きておられれる障害児のお母さん達が神々しく仏に見えた。

子供以外のことで、自己肯定感を保つ術しか知らなかった私とは大違い。

障害児の子供と過ごす日常を受入れ、当たり前すぎて誰からも感謝されることのない日常と折り合いをつけながら生きてこられたのだろうと勝手に想像する。

障害児を抱えながら、明るく気丈に生きるお母さん達、表彰もの!

感動と勇気をもらった更衣室での出来事でした。