「甘えている」はNGワード

わが家は核家族で、私の両親は車で40分位の場所に住んでいる。5年前(長女が不登校になり1年後)両親が突然わが家にやってきた。そして父が私に、「いつまで甘えたことをやっているのか。いい加減にしろ。女のくせに子供が不登校になっても仕事を続けるとは何事か」と言った。そして、両親が帰った後、母からLINEがきた。「お父さん厳しいこと言っていたけど、お母さんも同じ思いだから」とダメ押し。(フォローじゃないんだ・・)

その頃の私は、仕事をしながらのワンオペ育児、これ以上がんばれないくらいがんばっていた。が、女のくせに、そもそも子供と向き合わず仕事をしている事が甘えている!?。図星だったのかもしれない。でも、正直、まともに向き合っていたら、私は今、この世にはいないと思う。死なない程度に逃げることも時には必要なのではないかと思う。

そして、何よりの教訓は、苦しんでいる人に「甘えている」は絶対に言ってはいけない

大人気なくて恥ずかしいけれど、5年経った今でも思い出すと憤りを感じる。

私は不登校の子供達に「甘えている」は絶対に言わない。本人たちは精一杯、苦しんでがんばっているのだから。おかげさまで、それくらいの想像力は身につけることができた。