私は、家事は嫌いではないし、おかげさまで、ワンオペ育児をするなかで効率的に家事をする方法も得とくできた。
しかし、家政婦(私)つきの家に無料で住んでいる夫には納得がいかない。
20年近く仕事人間だった夫に今更家事分担を希望しない。別にいい。
にしても、夫はラッキー過ぎるだろと思う。
夫婦、ほぼ同額の給与だが、夫は無料の食事、片付いた家、洗濯された服を享受している。
今朝、夫にその旨伝えてみた。
「家事はやりたくてやっているから、いいのだけど、不公平感がある。今更、家事をやってもらおうとは思わないけど、お金の代償があれば不公平感はなくなると思う。」
夫「確かに。お金払うわ」
我が家は夫婦別会計。そもそも、誰もお金の管理ををしてこなかったことが問題なのだけど。
その根本問題は置いておいて、こんなにすんなり了解してくれるとは。
家事の制約がなく自由な夫への腹立たしさは、不公平感だったと気づく。
そして、その不公平感はお金で解消ができる。しかし、これまで、お金を要求できなかったのは、お金を要求する卑しい自分が受けいれられなかったからだと気づく。
専業主婦の母に育てられた私は、夫に尽くすことが美徳と思い込んでいた。
夫婦ではなく、単なる共同生活者の夫に家事負担のお金を要求することは、卑しくはない。
私の母は、外で働く父を尊敬さへしていたが、私と夫はそのような関係でもない。
前提条件が違う中で、刷り込まれている思いこみ。思い込みだと気づき、現状の生活を不満のないよう改善していけたらと思う。