力を入れるより抜く方が難しい

先日、空手の昇級審査を受けた。結果は不合格。不合格の理由は、型に緩急がない、スピードが足りないだった。

どうすれば、緩急やスピードをつけられるのだろう。

先生に尋ねると、力を抜くことが大切。力が入っていると緩急もなく、スピードがでず、つまらない型になってしまうとのこと。

力一杯やっていた自分の型を反省するとともに、学生時代にやっていた水泳も同じだと思った。

速く泳ぐために、いかに力を抜くかを意識していた。力を入れることより力を抜くことが難しいと身をもって知った。

日常生活にも同じことが当てはまるのではないかと思った。

油断すると力が入り過ぎている。

仕事も家庭もがんばり過ぎている。その結果、キレが悪く、飛躍できず、行き詰まってしまうのではないか。

放っておくと、力が入りすぎる自分を自覚し、緩めること、力を抜くことを意識して日常を送りたいと思った。