不登校 課題は親の価値観の転換

不登校関係者向けのイベントに参加した。

不登校経験者の発表、明橋大ニ先生の講演、不登校と親の会を主宰する方、フリースクール代表をシンポジストとしたシンポジウムの構成だった。

不登校と親の会を主催する小澤妙子さん。自身も不登校の子を育てる母であるが、

「親の価値観を変えること、 新しい道を自分の中に落とし込むことが大変」

と言っておられた。

まさに、今も私が苦しんでいることだと思った。不登校の母として7年目。ベテラン級の年月が経過した今も、完全な価値観転換はできていない。

中学3年間学校に行けないことは、全日制高校の選択肢はほぼなくなる。

定時制通信制高校に通うからといって人生終わりとは思わないけれど、私が知らない世界を子供達は歩むことになる。それが怖い。

次女が夏休み明けから、学校を行き渋るようになった。3人目の行き渋り。すんなり休ませてあげれるようになったかと思っていたけれど、

そうではなかった。

「週1回休んでいいから、無理のない範囲で学校に行ってほしい。」と伝え、週1回休みながら学校に行っている。

せめて1人くらいは、私の知ってる世界で、私の知ってる価値観の中で生きてくれてもいいのではという勝手な思いがあったからだ。

本当に勝手だ。とは思うけれど、諦めきれない。価値観の転換が必要と頭ではわかっていても、気持ちがついていかない。難しい。