消えたい願望健在

職場の定期検診の結果

乳がん 要精密検査

不謹慎だけど嬉しかった。

これをきっかけに仕事も辞め、人生も終わりにできるかもしれない。

よく読むと、「非対称性陰影」で、乳がんの可能性は低いものだった。

不登校や引きこもりの子供をもつ母親であれば、誰もが一度は抱くことがあるであろう「消えたい願望」

長女が不登校になりたての頃、消えたい願望が強かった。今は、長女は県外で一人暮らしをしているし、長男は引きこもっているけど、元気に生きているので私自身の心は安定していると思っていた。

しかし、要精密検査の結果に喜びを感じてしまうなんて、私の「消えたい願望」は健在だったと気づく。

引きこもりの長男は、産んだ私が責任をもって自立させなければ。

自立しなくてもいいから笑顔で毎日を送れる状態にしなければ。

長男が笑顔になるまで、私は死ねないし、元気でいなければ。

文字にしてみると、自分勝手な責任感で、押しつぶされそうになっていたことに気づく。

消えたいと思うほど、責任を感じなくてもいいのではないか。もう少し気楽に考えていいのではないか。

自分、重たすぎ。この思いを長男が知ったら、きっと、どん引きしてしまうだろうな。