私は、公私ともに予定をたくさん入れて、スケジュール帳が埋まることで満足感を得ている時期があった。
今は、いかに余白を作るかを重視している。土日も極力予定を入れず、その時の自分の気分、子供の気分で動けるようにしている。
その方が、追われている感がなく心地よいからだ。
それでも、油断するとついつい忙しい人になってしまう。
人が忙しくしてしまう理由が的確に言語化されている本に出会った。
「ロングゲーム 今自分にとっていちばん意味のあることをするために」ドリー・クラーク
・本当に考えるべき大切なことから目を逸らす効果がある。
・短期思考の誘惑に負けている。
・忙しいことを良いことと崇拝している。
ドリー氏は以下のようにも言っている。
忙しい人は、仕事ができる人ではなく、自分のスケジュールさへコントロールできない人と考える。
現状の犠牲者にならないためには、本当に大切なことを中心にスケジュールを組む。
やろうと思えば、仕事はいくらでもできる。自分の境界線をつけることが大切。
今の私は、家族との時間を第一優先にし、仕事は、定時に帰ることを死守している。そのような自分を肯定してもらえた気がして嬉しい。
また、余白の時間で、本当に考えるべきことを目を逸らさず考えていきたいと思った。