民藝品のようになりたい

数年前から民藝品の簡素で素朴な美しさに魅かれている。

話は変わって、現在、自分の美の方向性が迷走中。出産前は、ロングヘアーできれい系を目指し、出産後はベリーショートでカジュアル元気系(のつもりだったけど、恐らく傍目にはボロボロ疲れ系)を目指していた。子育てが一段落した今、どんな美しさを目指すべきか。ひとまず、髪はボブまで伸ばしショートヘアーは卒業した。

柳宗悦「民藝とは何か」の本の中に、特別な品物より普通の品物(民藝品)が美しい理由が書かれていた。

『有想よりも無想、意識よりも無心、主我よりも忘我、在銘よりも無銘、作為よりも必然、華美よりも質素、身を飾るよりも働くもの、華やかさよりも渋さ』

私が民藝に魅かれる理由はこれなのだと納得できたとともに、自分も民藝品のような美しさを備えたいと思った。

男性受けはよくないかもしれないけれど、自分が心地よい美を目指していけたら良いなと思う。