週末1人で走っている山を今日は長男と歩いた。長男は小4から引きこもりで現在小6。
数ヶ月前から少しずつ外に出るようになっていた。今回も、外で体を動かしたいとのことで。
長男のために何かしたくても、できる事がわからなかったから、自分からやりたい事を言ってくれるのは嬉しい。
昨日降った雪がキラキラと輝いていて美しい。
引きこもりになってから、長男はほとんど話さなくなった。
歩いている間、長男との話題が見つからない。
何を話してよいか分からない。
2人黙々と歩く。
時々、それ違うトレイルランナーと挨拶を交わしながら。
引きこもりになる前、何を話していたっけ。
それも思い出せない。
一生懸命話す幼い長男の姿は思い出せるのだけど、長男の話を聞いてあげた記憶がない。
そして長男はいつの間にか言葉を失ってしまった。過ぎた時を後悔しても仕方がない。
とりあえず、今日は、長男のために時間を使うことができ、タイミング良く綺麗な景色を見られて幸せだった。長男が、楽しかったか、気まずかったかは分からない。
そして、これから私ができることは、長男の求めに対応できるよう自分の心と体のコンディションを常に整えておくことかなと思った。