肩書きに頼らなくても何かできる人になりたい

若手技術士の集まりで、37歳で技術コンサルを起業した方の話を聞いた。

私は、JICAの国際協力専門員になりたい夢があったから数年前に技術士(農業部門)を取得した。(長男の引きこもりにより一旦夢は諦め中)

資格を取ったからといって、できることが増えたわけでもなく、資格に見合う仕事ができる自信もないため、名刺に「技術士」と記載していない。

起業した方の話の中で、共感できる言葉がいくつもあった。

・「カバーする範囲の広い部門の技術士資格」=「何でもできるは、何もできないのと同じ。」

技術士と名乗らなくても、能力と信頼・信用があれば仕事はできる。

・脱サラ理由は、誰のために仕事をやっているか分からなくなったから。お客様からありがとうと言ってもらえないような仕事はやる意味がない。

今回、話を聴き、自分は何者で、肩書きを外した場合、何ができるのか考えるきっかけになった。肩書きに頼らなくても、人の役に立てる能力と人間性を身につけていきたいと思った。