自分がしたいことではなく社会から求められていることを考える

Audible『オードリ・タン デジタルとAIの未来を語る オードリー・タン』を聴いた。

オードリー氏の聡明でフラットで私欲がなく、対立を好まない温和な姿勢に感動した。

と同時に、社会貢献したいと言いながら、結局は自分の貢献欲を満たすことしか考えていなかった自分が恥ずかしくなった。

社会を良くするためにやるべきことは、自分の貢献欲を満たすことではなく、社会から何を求められているか考えて具体的に行動することだと気づいた。

ふいに、「夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル」の一節を思い出した。

「もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。」

自分がしたいことは何かと問うのではなく、社会から求められていることは何か、何が問われているのかと考え方を転換していきたいと思った。