「母親が元気でいることが一番」
とよく言われる。
そんなことは、頭ではわかっているのだけれど、実際にはそれがどれほど難しいことか。
油断すると、不安な気持ちや自分を否定する気持ちが押し寄せてくる。
私の場合、
仕事に逃げ、家事に逃げ、読書に逃げ、資格試験の勉強に逃げ、マラソンに逃げ、空手に逃げ、考える隙を与えないくらい色々なことに夢中になることでようやく自分を保ち、元気でいられた。
自分の生きていく術として、この方法しか取れなかった。
そんな自分に対して、今度は、子供が不登校で苦しんでいるのに、母親が自分の好きなことばかりして、自分の人生を生きていて良いのかという葛藤がやってくる。
理屈では整理できないくらい、自分を保つことが難しい。
先日、フルマラソンを走った。タイムは3時間58分。目標の4時間を切ることができた。
目標を達成した喜びで胸がいっぱいになったと同時に、なぜか「不登校の親でも自分の人生を生きてもよい」と思えた。
次は、空手で全国を目指したい。そして、ヒーローインタビューを受けるとしたら、「不登校の親でも自分の人生を生きてもよいということを示したかった。」と言いたい。
今日は、そんな妄想をしてみた。