1人時間への罪悪感

日曜日の朝は、近所の低山を走るのだけれど、今日はなぜか駐車場がいっぱいだった。

珍しい。なぜだろう。その理由はすぐに分かった。筍掘りだ。

小雨だったので、カッパを着て、リュックを背負い、スコップを持った人にたくさん出会った。

親子連れも何組がいた。

1人の自由時間に、親子連れを見ると、自分が子育て怠慢なのではないかと後ろめたい気持ちになる。

年末に温泉1人旅をした時もそうだった。親子連れを見ると、何だか、自分が悪いことをしている気持ちになった。

朝のランニングは家族が起きる前だし、年末一人旅も年1回の贅沢だし、後ろめたく思うことはないと頭では分かっている。

しかし、罪悪感が湧いてくるのは「親は子供と一緒に過ごすべき」に囚われているからだと思う。

そして、私はその、「〜べき」に反して、子供と長時間一緒にいることはできないタイプだ。1人の時間がないと自分を保てない。

「〜べき」ができない自分が後ろめたいのだ。

自分の「〜べき」に囚われて、せっかくの自由時間に罪悪感を感じるのはもったいないな。

残念だけれど、自分はそれしかできないと諦め、開き直り、1人時間に専念したい。

1人時間を充実させたら、家族との時間も充実させられる気がする。