残酷なことに加担しない生き方

肉をやめて1ヶ月。

肉を食べない人のことを「ペスカタリアン」と言うらしい。

ベジタリアンヴィーガンより緩い。肉は食べないけれど魚や乳製品は食べる人。

私のペスカタリアンを決定づけた本

「獲る 食べる 生きる: 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り 黒田未来雄」

黒田さんは、熊に感謝し、熊の命をいただく。

間違っていないし、古来から人間がやってきたこと。

私は、それを残酷過ぎると感じた。熊の命をいただいてまで、自分に生きる価値があると思えないし残酷なことに加担したくない。

そして、狩猟を残酷すぎると感じながらも、平気で家畜を食べている。そんな、矛盾する自分が嫌になった。

サピエンス全史を読んだ時も、家畜を食べることは人類史の望まない方向に自分が加担していると薄々感じたけれど。

肉をやめて1ヶ月。生きる罪悪感が減って清々しい。

もちろん、子供達は今も肉食。肉なしには、献立が回らないので。結局、罪悪感が減って清々しいと言いながら肉を消費していることに変わりなし。中途半端な自分です。