変化は突然訪れる

小4から不登校で現在小6の長男。

半年前からは、部屋からも出なくなっていた。

不登校の子供は、休んでエネルギーが溜まったら動き出す」

本にも書いてあるし、スクールカウンセラーや病院の先生からもよく聞く言葉。

そして、わが家には6年間不登校で突然変化した高一の長女がいる。

それにも関わらず、長男は動き出さないのではないかと不安だった。

2年以上休んでいるけれど、以下の状態

・もちろんほぼ昼夜逆転

・風呂にはほぼ入らない

・髪は伸び放題

・カーテンは不安で開けられない

・咀嚼音が気になり、ご飯が一緒に食べれない

そんな長男が昨日、外で自転車に乗った。

「眠れないから体を動かしたい」とのこと。

2年間、外に出たことがなく、年中ランニングシャツと短パンで過ごしていたので、サイズの合う服も靴もなく、夫のものを借りた。

長男のできないことばかりに目を向け、ネガティブに考えていた自分を反省した。

そして、外に出る前に「風呂に入る」、「髪を切る」は必須だと思っていたけど、関係なかった。

長男は肩まである髪で堂々と自転車をこいでいた。

長男は、私以上に不安で、日々、変わりたい、変わらなきゃと葛藤していたのだろうと思うと愛おしい。

「がんばれ」は負担になるし、「無理しないで」は余計なお世話かもと考えると、新しい一歩を踏み出した長男にかける言葉すら思いつかなかったけれど、心から応援しています。