新たな学びの場設置検討に関するアンケート

不登校当事者と保護者宛に、新たな学びの場設置検討に関するアンケート調査が市教育委員会から来ました。

議会答弁のために、調査結果が必要なのはわかるけれど、回答しづらかった。

親が学びの場(お勉強)を求めていること、「不登校=学んでいない」を前提とした内容だったからだ。

わが家は、長女小4〜中3まで不登校で現在高1。長男小4から不登校で現在小6。

学校に行けない子供達と長年一緒に過ごしていると学びの場(お勉強)が必要かどうかもわからなくなってしまった。

そもそも学びとは何かもわからない。

不登校の経験そのものが人生における学びのような気もする。

将来のことを考えるともちろん不安になるけれども、毎日を元気に過ごしてくれていればそれで十分。

本人が何かやりたいと思ったタイミングでサポートをする。それで十分ではないか。

学ぶことが当たり前、学んでいないことは悪、学びがないと将来不安という価値観そのものが息苦しいなと思えたアンケートだった。