近くて遠い国

国際情勢や歴史、全く不勉強だけど、中国って日本が嫌いなのかもと思った。

娘と上海旅行に行くために、航空券とホテルを予約した。

その後、入国にはビザが必要と知った。

これは、マズイ。ビザの取り方が全く分からない。

中国ビザ申請センターに問合せると、個人で取得する場合、富山だと名古屋に行く必要がある。それが、無理なら代理店もありますとのこと。

「名古屋は無理」と思い、代理店にお願いすることにした。代理店にお願いするにしても、揃える書類、写真の厳しさがパスポートの比ではない。

写真サイズは48mm×33mm証明写真にはないサイズ。

写真屋に行くと、中国ビザの写真は厳しいですからね。と手慣れた様子。完全耳だし、おでこ出し、地味な色のカーディガンを羽織らされて撮影。

もはや、私ではない。別人だ。

もう、ビザが取れるなら何でもいい。

代理手数料は1人22,000円なり。娘と2人で約5万円。高すぎる。代理店は中国の旅行会社なので、これは中国の利益になるのだなと思った。

もう、ビザが取れるなら何でもいい。

ただ、「海外の空気が吸いたい。」「富山からの直行便がある」だけの理由で、決めた海外旅行。

社会勉強と自分に言い聞かせつつも、航空券を購入したにも関わらず、「ビザが間に合わなければ入国できない」の恐怖は精神的によくない。

先のことを考えることが苦手で直感・衝動で行動しがちな自分の性格を自覚はしているのだけど、今回ばかりは反省。

中国、日本人に入国して欲しくなかったんだね。知らなかったよ。