没頭できる何かが見つかりますように

映画「風の島」を観た感想(備忘録)

陶芸家大嶺實清氏を撮影した記録映画。 新城島(あらぐすく)の自然と、大嶺實清氏の制作風景、パナリ焼きについての映像。

以下、大嶺氏に関連するサイト。

https://cooan-g.com/oomine-koubou/

大嶺氏の言葉

新城島の土は大人しい。

(土を人のように扱っている)

・島があって土器がある。島の風土の根差した土器(島と土への愛情が伝わってくる)

・土器はやさしく地球に戻ってくれるから自由自在に作れる。

・パナリ焼きの再現という言い方は、おこがましい。近づきたいと言った方が近いかな。

(謙虚な姿勢)

この映画を見るまで、大嶺氏の存在も知らなかったけれど、こんなに楽しそうに土と触れ合い、島と土と土器を愛し、追求する人がいるとは新鮮だった。

活き活きと楽しそうに、土器を作る大嶺氏を見ていると、愛する対象があること、没頭できる何かがあることは幸せなことだなと改めて思った。

一方、本能のままやりたい放題、手当たり次第、一体何をやりたいのか、どうなりたいのか迷走気味の自分。

没頭できる何かが自分にも見つかりますように。