日常使う物と親密に付き合う

「金継ぎされたコーヒーカップ

いいなと思った。憧れる暮らしの象徴だと思った。

話の流れで、近所の民芸店の店主が自分の愛用するカップを見せてくれたのが「金継ぎされたコーヒーカップ」だった。

大学時代に民芸店を営む祖母からもらい、20年以上使い続けているとのこと。

自分の本当のお気に入りの物を見つけ、その物と親密に付き合う関係に憧れる。

私は割と、ミニマルに暮らしているのだけど、その理由は、スッキリとした空間が好きということの他に、物を大切にする暮らしをしたかったからではないかと気づいた。

「金継ぎされたコーヒーカップ」が、物を大切にしたい自分の気持ちに気づかせてくれた。

自分にしっくりくる物を見つける目を養ったり、経験を積むこと、そしてその物と親密に付き合うことを目指したいと思った。