数年前から何かアートができたらいいなと思うようになった。その理由は、以下3つ。
①自分の中に言語化できないものがあると感じるから。
②作品を作ることに没頭することで生きづらさの解消になる気がするから。
③アール・ブリュットの存在を知ったから。
③のアール・ブリュットは正規の芸術の美術訓練を受けていない人の作品のこと。その作品は、他人に認めてもらおうという意図や作為が感じられないところが好き。
自由な発想で作られる作品は、結果として、美しかったり、面白かったり、不思議だったり、私の心が動かされるものが多い。
民藝とも共通しているが、無心で作られる物が私は好きなのかもしれない。
話が逸れてしまったのだけど、農学部出身でアートな経験もセンスもない自分が、無謀にもアートをしたい気持ちが芽生えてしまった。
そんな自分を後押ししてくれる本に出会った。
『自分らしい生き方が見つかる現代アートの始め方』石田高大
「アートは何をしてもいい。苦しみを抱えた人にこそおすすめ。アートで爆発し、自分をみつけていく。アートはどこにあるか分からない。結局は独学で行うもの」
アートをしたいと書きながらも、今は、具体的な行動は全然起こせていないのだけれど、自分と相性の良いアートを探すことから始めていけたらよいなと思う。