美人だったら読書はしなかった

私が読書を始めたきっかけは、育児休暇で時間ができたことだった。そして、長女の不登校をきっかけに、本は読まずにはいられなくなった。本の中に何か答えを求めていたのだと思う。「本は読まない」という人は、本に頼る状況に陥らなかったか、本に頼らなくても生きてこられた強い人だと思う。

どこで聞いたか忘れてしまったのだけど、ある作家の方が、「私は不美人でパッとしなかったから、読書をした。美人だったら読書はしなかったと思う」と言っておられた。

私も、長女の不登校がなかったら今のように読書はしていなかったと思う。自分ではコントロールできないことが起こってしまった不幸が読書のきっかけになった。

今は、本から、新しいことを学べることが単純に楽しい。山口周のように「読書=投資」にはほど遠いけど、幸・不幸に関わらず、ライフワークとして読書を続けていきたい。