ユバル・ノラ・ハラリ氏が不登校を語るとしたら

Audible『人類の物語 ユバル・ノラ・ハラリ』

を聴いた。

人類の壮大な物語が子供向けに語られる。

絶滅したネアンデールタール人と私たちホモサピエンスの違いは、物語を信じることができたかどうか。ホモサピエンスは、物語を信じることができたから力を合わせることができた。

ハラリ氏の、わかりやすく、優しい言葉に癒された。

ハラリ氏だったら、不登校の子供達のことをどう言っただろうか。想像してみた。

・学校という物語を信じるようになったのは人類の歴史からするとごく最近のことなんだ。

・集団の中にいるのが好きな人もいれば1人でいるのが好きな人もいる。色々な人がいて当たり前なんだ。

石器時代であれば、今の集団が合わなければ別の集団に入る選択肢があったけれど、1つの物語で語られる現代は、他の選択肢が見つけにくいかもしれない。

・いずれは、学校という物語が終わり全然違う形で教育がされるようになるかもしれない。そもそも教育自体が物語で、教育の定義は時代によって変化するものなんだ。

・新しい物語を柔軟に作ることができるのは、人間とハチ・アリなどの社会性昆虫を分ける違いなんだ。

勝手にハラリ氏になった気分で想像してみた。

何だかちょっと気持ちが楽になった。