身近なサバイバーの話 その2

古道が好きだ。

5月9日 道宗道を山岳会メンバー3人で歩いた。

五箇山の行徳寺から井波町の瑞泉寺まで30キロ。

高落葉山のブナ林が美しかった。

心が洗われる。浄化される。

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一緒に行ったうちの1人は、サバイバー。

7年前に癌を患い、薬の副作用で病院で寝たきりの日々を過ごしたという。

その彼は、今年、富士100マイルに出場し、好タイムで完走した。

100マイルは160km。半端な距離ではない。

 

道宗道、残り20km地点で

「富士100マイルの時、後20キロ地点で、もうすぐゴールだと思うと、ものすごく嬉しかった。」

と言った。

距離の感覚バグってますね。と3人で笑った。

20キロを「もうすぐ」と思わせる100マイルレース、恐ろしい。

そして、そんな彼を見ていると、一旦、弱っても、回復する人間の底力を感じる。

むしろ、一旦弱ったからこそ、強靭な回復をするのかもしれない。

 

ありがたいことに、私は、病気や事故と無縁の人生を送ってきた。

今後、病気・事故に遭遇しても、身近なサバイバーと同じように、

人間の回復力を信じて、さらに強くなる自分でありたいと思う。