A udible「海賊と呼ばれた男 百田尚樹」
明治から昭和の激動期。出光興産創業者、出光佐三の実話ベースの物語。
上、下巻あって長いので聴くことを躊躇していたけど、知人に勧められ聴いてみた。
信念、覚悟のある主人公の生きざまに感動した。何度窮地に陥っても、主人公に賛同し、応援する人達に助けられながら、窮地を乗り越える。
あまりに、マッチョな生き方、働き方、今の時代には合わないとは感じる部分もあったけれど、潔い生き方、かっこいいと思った。
下巻で、タンカー事故で、多くの店員が亡くなった。その時、主人公は、それが自分にとってどんな意味があるか考えていた。
便乗して、子供達の不登校が自分にとってどんな意味があるか考えてみた。
・マジョリティ以外の生き方を知り、経験を積むチャンス。
・強くしなやかな、レジリエンスのある心を持つための訓練
・不安と共に生きる訓練
・今、ここに集中し、充実した日常を送る、自分の機嫌を自分でとるための訓練
ふと、茨木のり子 の詩「苦しみの日々 哀しみの日々」を思い出す。
少しずつ 少しずつ深くなってゆけば
やがては解るようになるだろう
人の痛みも 柘榴(ざくろ)のような傷口も
わかったとてどうなるものでもないけれど
(わからないよりはいいだろう)
幸い、苦労することなく、わがままに、ノーテンキに自由奔放に生きてきた自分だから、多少、苦しい経験を積むのも悪くないのかもしれない。