贅沢な調理実習

2年間、不登校だった次女(小5)が、先週学校に行きたいと言い出した。

まずは、学校に慣れるため、週1で放課後学校に通うことになった。

1回目は、その日の授業が調理実習だったとのことで、先生、次女、私の3人で放課後に調理実習をした。

ご飯を炊いて、味噌汁を作る。

先生を2人じめしてやる調理実習。 

何たる贅沢。

忙しい中付き合ってくださる先生には感謝しかない。

調理中、4階から見える外の夕日が美しかった。

そして、こんなに生き生きと楽しそうに振る舞う次女も初めて見た。

涙が出そうになるのこらえながら、

時々、夕陽を見て次女を直視しないようにしながら。

泣くと次女に恥ずかしいと怒られそうで、必死に耐えた。

先生と次女の3人でこの贅沢で幸せな時間を存分に味わった。

不登校のことを考えると、カサカサ、モヤモヤしがちな日々の中で、陽だまりのような時間。

この先どうなるかは分からないけれど、一つ一つの目の前の出来事に感謝し、味わっていけたらなと思う。