ブラインドランナーの伴走が楽しくない理由

自分がやりたくて始めた、ブラインドランナーの伴走。

月1回の伴走会に参加するうちに、

70代男性に個人的に頼まれ、月2回、休日の朝伴走をしていたけれど、どうにもきつい。

ペースや歩幅を合わせて走ることの難易度が高いことに加え、話を聞くことがきつい。

話の内容は、自分の体調の事や、障害者に配慮がない社会への愚痴。

明らかに、私に励ましや、慰めを期待している内容。

私は、ペースを合わせるだけで、いっぱいいっぱいなのだけど、会話への返答もしなければいけない。

完全キャパ越えだ。楽しくない。

楽しくない理由①

私は、返答に気を遣わせてしまうような愚痴は言わないように自制をしている。つもり。

できてないにしても、そのような意識を持って会話をしている。つもり。

そのような、自分の勝手なルールに反し、平気で慰めや励ましを求めてくる人への対応は苦しいと感じてしまう。

楽しくない理由②

私は、障害者のことを、無意識に感動を与えてくれる存在と美化していた気がする。

普通の人間と分かり、期待外れだったと残念な気持ちになっている。

楽しくない理由を整理すると、完全に自分の考え方や思い込みによるものだったと気づく。

私は、マザーテレサでも神でもないことを再認識。

完全に自己満足のために伴走をしていたのだと再認識。

自分の未熟な心が成熟するまで、楽しくない自分の気持ちもないがしろにせず、

無理のない範囲で伴走を継続していけたらと思う。