比べるのは過去の自分

空手の型、イメージはサンドラサンチェス(オリンピック金メダリスト)なのだけど、動画で演武する自分の姿を見て残念な気持ちになる。

そこに、映るのは、カッコ悪い中年女。

見る人を魅了する演武にはほど遠い。

Audible「老いる勇気 これからの人生をどう生きるか 岸見一郎」

年をとってから始めたことを長続きさせる秘訣は「理想の自分ではなく、昨日の自分と比較して成長を実感すること」とあった。

その通りだと思う。

4月、中学校の入学式と2日間、学校へ行き、燃え尽きてしまった長男。今は、暑いのにクーラーもつけない2階の自室で引きこもっている。

このままで大丈夫だろうか。また不安になる。

1年前のブログを読むと、その時は、風呂に入らず、歯を磨かないこと、私が作った食事ではなくカップ麺や冷食を食べる長男に悩んでいた。

今は毎日、風呂、歯磨きをし、清潔には気をつけるようになった。食事も私の作ったものを食べてくれるようになった。

そして、次女の誕生日には、ケーキのロウソクに火をつけ一緒にハッピーバースデーの歌で祝ってくれた。

私の長男への理想像(自分の居場所を見つけ、人と関わりを持ちながら、幸せそうに過ごしている)からは離れているけど、過去の長男と比べると着実に前進している。

「不安にならなくて大丈夫。」声に出して言ってみた。