古典に興味はあるけれど

古典に興味はあるけれど挫折してしまうことが多い。ニーチェに興味があったけど、難解との噂を聞いていたから、『ツァラツゥストラはこう言った』の文庫本を買う勇気はなかった。

そこで購入した『超訳ニーチェの言葉』フリードリヒ・ニーチェ  白取春彦 編訳

5〜6年前に購入したけど、今も時々読む。

今日、その本の中で出会った言葉『自分の職業に専念することは、よけいな事柄を考えないようにさせてくれるものだ。その意味で、職業を持っていることは、一つの大きな恵みとなる。』これは、私が『心の平衡を保つために仕事を続けている』と同じ発想だと思った。超人ニーチェと同じ発想って何だか嬉しい。自分が肯定された気分になる。古人と共感できることは本を読む喜びの1つだと思う。