60歳ってまだまだこれからなのね

ブラインドマラソン教室で、私と同じ1年半ほど前にブラインドランナーの伴走を始められたKさん。

今年60歳、定年退職となり4月からは同行援護の仕事をするという。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/service/naiyou.html

視覚障害の方が外出される時、同行して情報提供や介護をする仕事らしい。

Kさんは、県外で旅行した際、旅行の同行援護を受け、嬉しそうに楽しんでいる視覚障害の方の姿を見て、

退職したら絶対にこの仕事がしたいと心に決めていたとのこと。

自分の援護できるレパートリーを増やしたくて、ブラインドマラソン教室に参加することにしたのだと。

 

60歳で新しい挑戦をするKさんは、生き生きとし、キラキラと輝いて見える。

相手の喜ぶ顔が見たいという、シンプルな動機がいい。

相手を満たすことで、自分も満たされるとは、何て崇高な精神。

やりたいことが明確で、それに向かっての行動力もすごい。

やりたいことが、人の役に立つことで、仕事としてできるのも羨ましい。

 

自分が心底やりたくて、人の役に立ち、仕事としてできることに私はまだ出会っていない。

60歳でキラキラしているKさんを見ていると、慌てなくても大丈夫といった気持ちになれる。

 

それにしても、子供の頃、60歳と言えば、おじいちゃん、おばあちゃんのイメージだったけれど、

今は全くそうではない。中年の延長といった感じなのだな。

私の空手の先生も60超え。白髪、メガネがかっこいい松重豊も60超え。

60歳ってまだまだこれからなのね。

おやつ。年齢に合わせて変化する。

いつの間にか、ケーキ屋さんの濃厚なケーキや、コンビニスウィーツに興味が持てなくなっていた。

全く食べる気がしない。

自分の胃に入ることを想像するときつい。

気持ちが悪くなりそうだ。

高級肉を食べられなくなったのと同じことなのかもしれない。

順調に年をとっている。

 

そんな私に生協のお菓子はちょうどいい。

以下、最近のマイヒット商品。

しっとりバームクーヘン(グレースがけ)https://goods.jccu.coop/lineup/4902220124336.html

大山乳業の特選牛乳を使ったふんわりドーナツ

https://goods.jccu.coop/lineup/4902220006472.html

大山乳業のラムレーズンアイスは、濃厚過ぎて、最近、きつくなってきた。しかし美味。

https://dainyu.or.jp/product_category/category5/

 

しっとりバームクーヘンのル・フレンドは香月堂の子会社。無印のバームクーヘンも作っている会社らしい。

年齢に合わせて、自分にちょうどいいおやつを見つけていきたい。

本当の理想は、おやつなんて必要としない成熟した大人の女性なのだけど。

淡交

ボルダリングジムの居心地が良くなってきた。

最初は、知り合いがいない中、1人黙々と登っていたけれど、

常連の方々から、声をかけてもらえるようになってきた。

通い始めて、約1年半。

数ヶ月行けなかったり、休み休みだったけれど、続けてきてよかったと思う。

遠い存在だった、常連の方々の輪に入れている自分が誇らしい。

(今もボルダリングレベルは遠い存在のままだけれど。)

ボルダリングジムの常連の方々の私が感じる特徴

・基本、単独で来ている。誰かと来ている人はほぼいない。

・1人1人がそれぞれ自分の課題に向き合っている。

・おそらく、内向的気質の人が多い。

・自分ルールを持っている。

・がんばっている人を応援する。

 

ふと、Audible「凛と生きるための禅メンタル 枡野俊明」で紹介されていた言葉を思い出した。

「淡交」

執着なく水のように清らかで爽やかな人間関係を表す禅語

「君子の交わりは淡きこと水の如し」という言葉も「荘子」にあるらしい。

徳のある立派な人の交友関係は、水のようにあっさりとしてベタつかないが、信頼が厚く長続きするという意味
依存や損得のない、互いの人格を尊重した成熟した付き合い方を指し、小人のベタつく付き合いとは対照的とされる。 

 

私が理想とする交友関係は「淡交」なのだろうと思う。

あっさりしているけれど、互いの人格を尊重した成熟した付き合い。かっこいいなと感じる。

1人が得意な、ボルダリングジム常連さん達となら、そのような関係を結べるのかもしれないなと思う。

 

エネルゲイア的生き方

いつの間にか聴き放題の対象になっていたAudible「嫌われる勇気 岸見一郎」

共感できた言葉の備忘録

・自分の顔を見ているのは自分だけ

・自己への執着から他者への関心へ

・ライフスタイルを変える勇気

原因論ではなく目的論

・今ここに強烈なスポットライトを当てると過去も未来も見えなくなる

・「キーネーシス」ではなく「エネルゲイア」的な生き方

キーネーシス:目的が行為の外にあり、完了するまで未完成なことを指す

エネルゲイア:目的が行為そのものの中に内在する「完全な活動」を指す

目的地は存在しない。今を踊ればそれでいい。今現在を真剣に踊り切る。

過程も結果に含まれる。

エネルゲイア的な生き方をしているうちに、いつの間にが目標に到達している。

 

エネルゲイア的な生き方。

そのような哲学用語、初めて聞いたし、そのような生き方があることも初めて知ったのだけど。

自分が少し、肯定されたような気がした。

目的があるから行動するというよりは、本能的にそれがやりたいだけで行動をしている場合が多い。

空手、土人形、ピアノ、岩登り

目的なんてない。ただ、楽しいから、好きだから、おもしろいから。

目的が説明できない場合が多い。

自分と人に説明するために、理由を後付けで考えている気がする。

 

一方、英語の勉強が続かないのは、キーネイシスだからかもしれない。

英語が話せるようになっている自分に憧れてはいるけれど、英語の勉強それ自体には没頭できていない。

結果、細々とDuolingoと月1の英語教室が続いている程度。

これでは一生話せるようにはならない。

昨日、2年間、毎日、続けてきた英語の発音アプリ「ELSA Speak」 も解約。

漫然と続けているだけでは、成果が出なくて嫌になった。

エネルゲイア的に楽しくて続けられる英語との関わり方を見つけたい。

 

 

 

 

 

昭和のおじさま達に支えられてきた富山だけれど

一昨日から、雪。

昨日の朝、路面は圧雪でツルツル。

あー。圧雪での運転、苦手だ。

朝1時間休暇をとって、圧雪が緩んでから行きたい。

と思ったけれど、私の職場は、ほぼ全員、会社のOB。60才以上。

私なりに空気を読んだところ、休暇をとるわけにはいかないと判断。

 

富山では、雪の日は、早起きして雪かきして、いつもより早めに家を出て時間通りに職場に着くのが暗黙ルール。

 

案の定、職場に時間通りに着くと、おじさま達は到着済み。

早めに家を出たら、いつもより早く着いたと口々に言っている。

 

こんな、真面目なおじさま達に、富山は支えられてきたのだろうな。

口が裂けても、休暇を取ろうと思ってただなんて言えない。

とは言え、その昭和の価値観が、現在、大事かどうかは別問題。

「圧雪で、事故が不安なので、いつもより1時間遅れて行きます。」

が気軽に言えるくらいの柔軟な雰囲気があってもいいのになとも思う。

せめて、雪で遅刻する若者がいたとしても、批判しない自分ではいたいと思う。

タフでドライな禅僧のように。

職場の上司と合わない。

たった、それだけのことなのに、職場に行くことが嫌だ。

月曜日がつらい。

上司は、自分の思い通りの行動を取らない私のことが嫌いなのだろう。

挨拶をしても、話しかけても雑な対応をされる。

雑な対応をされると心がすり減る。

私は、自分で自分を丁寧に扱うように心がけているので、雑に扱われることはつらい。

そんな時に私を励ましてくれるAudible

「凛と生きるための禅メンタル 枡野 俊明」

僧侶の枡野さんの本は、いくつか読んだことがあるけど、この本が今の自分にしっくりきた。

今の自分に響いた言葉

・自分の人生に集中する覚悟を持つ。

・徹底的に自分に集中する。

・向き合う価値のないものに乱されない。反応しない。

・あふれるノイズを受け流す。

・受け流し、軽やかに、自分に舞い戻る。

・心のメタボを削ぎ落とす。

・世の中は、向き合う価値のないものに溢れている。

 向き合う価値のないものを自分の中に取り込まない。

 

禅僧のタフでドライな精神を持つ自分をイメージする。

あっさりと、穏やかに、ご機嫌に。私は私。

合わない上司に、反応しない、乱されない。

そのための修行なのだな。と、思うことにしよう。

「それでもなお」の人達

年明けから、身近な方が病気や怪我を患った。

1人は私が伴走をしている視覚障害のランナー:病気の手術のため1週間入院。

1人は憧れの空手家:怪我の手術後、空手ができるようになるまで半年程度。

いずれも、私が経験したことのない病気、怪我。

ありがたいことに、私は大きい病気・怪我をしたことがない。

入院したのは、出産の時くらい。人生で一番体調が一番悪かったのも、つわり。

なので、病気、怪我の苦しみは想像することくらいしかできないのだけど。

そして、自分が病気・怪我をした場面を想像してみると、周囲に暗いオーラと不機嫌を撒き散らし、

悲劇のヒロインのような態度をとってしまう姿が容易に想像できるのだけど。

 

その2人は私とは違う。

視覚障害ランナー

「今年は5時間30分目指すよ。早く一緒に走りたいな。手術がんばるね。」

空手家

「世界大会に出られるよう、左足(怪我した足)以外を鍛えます。」

病気、怪我をしてもあきらめない人達。

人は、こんなにも前向きに強くなれるものなのか。

逆境でありながら、暗くない。

「それでもなお」の人達から、私は勇気をもらう。