発酵ブーム

7〜8年前に購入したアイリスオーヤマのヨーグルトメーカー。

しばらく使っていなかったのだけど、最近また取り出してみた。

発酵が楽しすぎる。

甘酒とヨーグルトを作っているのだけれど、放っておいたら魔法のように出来上がるワクワク感と、高価なヨーグルトが増産できるお得感がたまらない。

甘酒は米麹と水だけで作るジンプルなものから、さつまいもを入れて作るものまで。

「飲む点滴」と言われるほど栄養価の高い甘酒。飲みすぎると肥満が心配だけど、牛乳と割りながら少しずつ。

何となく、肌に潤いが出て美しくなった気がする。

ヨーグルトは、湯田ヨーグルトをヨーグルトメーカーで増やしている。

湯田ヨーグルトについては以下。

https://shop.yudamilk.com/

1個750円程度と高価だが、もっちりとした濃厚なヨーグルト。

高価なので頻繁には購入できないヨーグルトだけど、ヨーグルトメーカーのおかげて、長期間湯田ヨーグルトを楽しめる。

100mlのヨーグルトに200ml程度の牛乳を入れ、よくかき混ぜた後、合計900mlの牛乳入れ、40℃で7時間。一般的なヨーグルトは42℃で9時間と、温度・時間が異なるので注意が必要。

「ヨーグルトメーカーでの発酵」大きなお金をかけずに楽しめる娯楽として認定したい。

草花を愛でる生活に憧れて

富山市総曲輪 別所仲通り二週間広場の「草花交換会」に行ってみた。

庭で増えたり、育てられなくなった苗を交換するイベント。

私は、交換する苗はなかったのだけれど空間を味わうつもりで行った。

主催されている、JUINの方を含め、集っている人々は、静かで、やさしく、あたたかく、穏やか。温かい空間だった。

もしかして、花を愛でているとこうなれるのかという気持ちになった。

以下はJUINさんのfacebook

https://m.facebook.com/profile.php/?id=100062782496257

苗が余っているので、好きなものをお持ち帰りくださいと言われた。

勧められるがままに

ゆきのした、アジュガ、レモンタイム

をいただいてしまった。

世話ができず、枯らし上手の自分だけれど、今度こそは枯らさずに花を愛でたり、料理に使ったりできるといいなと思う。

名著が読みたい

これまで私が挫折した主な名著

善の研究 西田幾多郎

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー

茶の本 岡倉天心

他にも挫折した本がたくさんあったと思う。

その度、自分の理解力のなさに嫌になっていたけれど、

Audible『「名著」の読み方 秋満吉彦』

を聴き、また名著が読みたくなった。

秋満氏は「100分で名著」のプロデューサー。

秋満氏の飾らない、等身大の言葉で、自身の名著を読みきれなかった経験と名著を読む意味や意義がわかりやすく語られる。

秋満氏ですら、名著を読みきれないことがあるのだと思うとホッとする。

名著を読み、分からない部分をそのままにすることはネガティブケイパビリティを鍛えることにもつながるという。

最近知った「ネガティブケイパビリティ」という言葉に再会できたことは嬉しい。

https://warajirun.com/entry/2023/10/16/051105

名著の初心者は、短い本を選ぶことも読書を継続するためのコツとのこと。

早速、本棚でインテリア化していた

茶の本 岡倉天心」 土曜文庫

を取り出した。1日5分読書から始めたい。

 

 

応援したいお店

「久遠(くおん)チョコレート」でチョコレートを買った。

洒落た店内で、チョコレートの種類も豊富。

甘いもの好きの私には、心躍る空間だった。

久遠チョコレートは全国に52店舗あり、約550人の労働者のうち、約350名が障害者だという。代表の夏目氏は、障害者の賃金の低さ(15,000円/月)に衝撃を受け、障害者の賃金向上を目指した結果、チョコレート作りに至ったとのこと。詳しくは以下。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00316/00087/

偽善的かもしれないけれど、このようなお店で買い物をし、応援することで、障害者の方の助けになれたらいいなと思う。

障害者の方との接し方も分からない自分だけれど、多様な方が生きやすい世の中になることに貢献できていると思うと、自己肯定感が高まる。

実用的な理由がなくても学び続ける人でありたい

身近にいて、私が憧れる方の1人に植物病理の専門家で社会貢献欲の高い方がいる。

現在60歳だけど、英語の勉強や樹木医の資格取得を目指したり積極的だ。

私の資格取得の理由は「何もできない自分だから、せめて資格で武装したい。」なのだけど、その方は、まさに私が憧れる「肩書きがなくても何かできる人」だ。

なぜ、そのような人が資格取得など学び続けるのか。疑問に思い聞いてみた。答えは、

「新しい展開が欲しい。同じことばかりしていたら飽きてくる。」だった。

学び続けることに実用的な理由なんていらないのだなと思った。

以前、60歳を過ぎてから、技術士の新しい部門を取得した方にも同じ質問をした。答えは

「妻に負けたくない」だった。

どのような理由であっても、60歳を過ぎても学び続ける方に共通することは、楽しそう。生き生きしている。魅力的だ。

私にポジティブな影響を与えてくれる。

私も、実用的な理由がなくても学び続ける人でありたいなと思う。

理想の社会の実現を目指した生き方に憧れる

私の職場では、退職後も再任用として働く人が多い。そのような中、退職後は潔く仕事を辞め、地域のために働く人がいる。

中山間地域で、農業をしながら地域活性化のための活動をしている。

既に今年から運営していない保育所、来年、廃校になる小学校。10年後、この地域が継続できるか危機感を持っているとのこと。

「小さくて豊かな社会」が実現してくれたらいいなと思う。

たまたま、雑誌でみた岩城紀子さんの生き方にも憧れる。

https://webun.jp/articles/-/478669

私の実現したい理想の社会は何だろうと考えてみた。

「学校以外の選択肢が当たり前になり、学校に行けないことに罪悪を感じなくてよい社会」

わが家の学校に行けなくて苦しんでいる子供達を見ていてそう思う。

そのために何ができるのか今は具体的に分からないのだけれど、それが私の理想だなと気づいた。

非日常空間で、非日常の食材をいただく

五箇山の合掌造りで、いろりを囲みお昼ご飯を食べた。(普段昼食は食べないが今回は特別)

使われていた非日常な食材

・弘法茶(マメ科 カワラケツメイ)

五箇山かぶ(五箇山在来、肉質が柔らかい)

五箇山豆腐(一般の豆腐より固い)

・ナラタケ(野生のもの)

 

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非日常空間で、非日常な食材をいただくことは好奇心が刺激されてワクワクする。

食材の説明をしてくださった40代くらいの男性は、五箇山の民謡「こきりこ節」の踊り手だという。踊り手が当たり前にいることも私にとっては非日常だ。

急に「クマよ 星野道夫」の言葉を思い出した。

「気がついたんだ おれたちに 同じ時間が ながれていることに」

私が、慌ただしく日々を送る一方で、少し離れたところでは、伝統的な空間があり、ゆるやかな時間が流れている。

それを時折思い出すだけでも、リフレッシュになる気がする。

以下は弘法茶の説明。今回いただいたお茶は、販売されていたものではなく自家製。カワラケツメイは近隣に自生している。乾かせば何年も保存可能とのこと。

https://nanto-ippin.jp/column/staff-blog/1801431/